腹膜透析外来の実施

 おぐら内科・腎クリニックでは、腹膜透析の外来も実施できるように準備を進めています。
腹膜透析をするにあたっては、経験豊富な専門スタッフの確保と、病院との強い連携が必要です。
当院では、東京都の王子病院、自治医大病院、小山市民病院と連携をとりつつ、腹膜透析の治療にも当たっていこうと思います。治療選択肢を増やすことが、なにより患者さんに最適な治療を見つけることなるからです。
そろそろ透析が必要ですという時期に「腹膜透析と血液透析の2つがあります。次回までにどちらをするか決めてきましょう」といわれても難しいですよね。
体格や年齢、残存腎機能、食事量、自己管理能力、社会生活、血管の状態、合併症の有無、家族のサポート・・・・など、患者さんによって状況はさまざまです。当院では透析前の慢性腎不全保存期の専門治療を実施し、早期から患者さんと接することによって、患者さんとともに最善の透析導入方法を探していきます。腹膜透析には問題点もあるものの、「在宅透析」という点では、現時点で血液在宅透析よりもハードルが低い治療法です。また、腹膜炎などの重大な合併症を起こさなければ、月に1回の血液検査、貧血の注射などが主な受診であり、大病院に通院するより身近な専門医が外来でみていくべき治療法であると思います。

おぐら内科・腎クリニック (栃木県小山市)  小倉 学